自動車保管場所証明申請書等の全国統一について
2025年(令和7年)12月25日より、自動車保管場所証明(車庫証明)および保管場所届出等の申請様式が全国で統一されました。これまで都道府県ごとに異なっていた様式が一本化され、全国共通のフォーマットで運用されることとなります。
1. 改正の背景と目的
今回の統一は、政府の「規制改革実施計画」に基づくもので、行政手続きの標準化とデジタル化(OSS申請等)への適合を目的としています。
| 対象書類 | 証明申請書(普通車)、届出書(軽自動車)、所在図・配置図、自認書、承諾証明書の5種類。 |
|---|---|
| 様式の標準化 | 車名・型式・車台番号等の記入項目および配置が、全国共通のレイアウトに固定されます。 |
| 押印の廃止 | 全ての書類において、様式上から押印欄が削除されます。 |
| 構成の変更 | 従来の4枚複写から、2枚組(申請書・証明書)を基本とする構成に変更されます。 |
2. 旧様式の経過措置
施行後、直ちに旧様式が使用不可能になるわけではなく、以下の通り経過措置が設けられています。
- 当面の間は使用可能:令和7年12月25日以降も、旧様式での申請は受理されます。
- 受理の条件:新様式で記載すべき事項が網羅されており、内容に不備がないことが条件となります。
3. 添付書類(自認書・承諾書)の運用
自認書・承諾書についても標準様式に統一されるとともに、以下の通り運用が明確化されます。
- 複数台申請の簡素化:同一の保管場所に複数台の車両を同時に申請・届出する場合、自認書や承諾書は「1通」の提出で足ります。
- 押印不要:申請書と同様、自認書および承諾書についても押印は不要となります。
今回の統一により、これまで都道府県ごとに異なっていた書類形式が標準化されます。実務上は、OSS(オンライン申請)との親和性が高まる点や、複数台同時申請時の書類削減などが主な注目点となります。当事務所では、新様式への移行後も迅速かつ正確な申請業務を継続してまいります。

