なぜ「自動車、自動二輪車・原付」の古物商申請はチェックが厳しいのか?
静岡県内で古物商許可の申請を検討されている方から、「書類さえ揃えれば大丈夫ですか?」というご質問をよくいただきます。
実際の手続きでは、書類の準備はもちろん、窓口で「なぜ許可が必要なのか」「どのようにビジネスを行うのか」をしっかり説明できる準備をしておくことが、スムーズな受理への近道となります。
なお、許可を取得するにあたって、まず「営業所(場所)の確保」でつまずくケースも多くあります。賃貸マンション等をご検討中の方は、以下の記事も参考にしてください。
▶ 賃貸マンションで古物商許可は取れる?管理会社に断られた時の対処法1. 窓口で必ず聞かれる「動機」と「ビジネスプラン」
どの品目を選んだとしても、窓口ではまず以下の点について具体的な確認を受けることになります。
- 申請の動機: 「なぜ今、古物商の許可を取得しようと思ったのか」
- 仕入れ・販売方法: 「どこから買い取り、どのようなルートで販売する計画か」
- 真贋(しんがん)知識: 「偽物を見抜く知識をどう備えているか」
2. 自動車、自動二輪車・原付で確認されるポイント
これらは盗難品の流通防止という観点から、適格性をよりシビアに確認される場面があります。
自動車の実務経験:
静岡県内で自動車を扱う場合、中古車販売業での3年以上の実務経験が一つの目安となっています。
窓口で「以前勤めていた中古車販売店の古物商許可番号」を確認されたり、「許可取得後、アドバイスを受けられる協力業者の有無や、その許可番号」について質問されたケースもあります。自動二輪車・原付に関しても、同様に知識や経験の有無を確認される可能性があります。
保管場所(駐車場)の確保:
車両を置くスペースについては、基本的には「1台分」の確保ができていれば申請可能です。
3. 営業所・一軒家での申請時に準備しておくこと
一軒家などを営業所とする場合は、特に管理体制の「独立性」がポイントになります。
- 「営業所として使う部屋は、他の生活空間と完全に独立しているか?」
- 「独立していない場合、仕切りなどは設けているか?」
- 「古物を保管するスペースはどこか? その広さは?」
- 「古物商の看板(標識)はどこに、どのように掲示する予定か?」
4. 許可後も問われる「知識を深める方法」
盗品の流通を防ぐため、最初からある程度の専門知識を備えていることは前提ですが、窓口ではさらに「今後、どのように知識を深めていくのか?」という点もよく聞かれます。
- 専門書籍や資料による学習: 各品目の真贋鑑定ポイントを記した専門書の活用
- ブランド・古物オークション主催の研修: 市場主催の真贋セミナーへの参加
- 協力業者や先輩業者からの指導: 経験豊富な業者からの実地での目利き指導
- ネット上の最新盗難情報のチェック: 警察の公開情報や業界ネットワークの活用
5. 古物商の13品目一覧(ご参考)
ご自身が取り扱う商材がどの品目に該当するか、事前にご確認ください。
※1 知識・経験が問われやすい品目 / ※2 保管場所が問われやすい品目
結論:申請から許可証の受取まで、プロがサポート
当事務所では、申請および許可証の受取を代理で行いますので、お客様が警察署へ足を運ぶ手間とリスクを最小限に抑えることが可能です。
原則として代理申請・受取を行いますが、警察署によっては、一度は申請者本人の出頭が求められる場合があります。(例:焼津警察署、静岡中央警察署、浜松中央警察署など)



