遺言書なんてまだ早い、、、

そうお考えのお気持ちはとてもよくわかりますが、私はまだ早い位で丁度いいと思っています。なぜなら認知症と診断されたら、遺言や生前贈与などの相続対策が一切できなくなってしまうからです。とはいえ認知症の症状にも波があり、調子の良いときには遺言書を書くことなども可能です。しかしこのことが原因で「父は認知症だったんだから、誰かが書かせたものだ!こんなもの無効だ!」などと相続争いになってしまうことがよくあります。なので私としてはまだ早いうちに、遺言書を遺すことをおすすめしています。

ちなみに厚生労働省の発表しているデータによると、65歳以上の方のうち28%は既に認知症であるか、認知症の疑いがあるとされています。

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